オフィス運営にかかるコストは、企業の収益に大きく影響します。特に小規模事業者やスタートアップにとって、毎月の固定費の見直しは非常に重要な経営判断です。今回は「月1万円から始められる」をキーワードに、無理なく継続できるオフィスコスト削減の実践アイデアを10個紹介します。
対策内容:書類のPDF化、クラウドストレージの活用で印刷回数を削減。
削減目安:用紙・インク・保管費など月5,000〜10,000円程度。
書類をデジタル化するだけで、紙代・インク代・プリンターメンテ費用などが大幅にカットできます。GoogleドライブやDropboxなどのクラウドストレージを活用しましょう。
対策内容:社員全員分の固定席を用意せず、共有スペースにする。
削減目安:デスク・椅子などの什器コスト削減、面積圧縮による賃料軽減。
常時出社しない社員がいる場合、個別の席を減らすことでオフィス面積を抑えられます。10席→7席で済むだけでも数十万円単位の節約につながります。
対策内容:地域の電力自由化を活用して乗り換え。
削減目安:月1,000〜5,000円の基本料金・電力量の削減。
電力自由化により、オフィス用電力も複数の事業者から選べる時代です。比較サイトを使って見直すだけで年間数万円の節約が可能になります。
対策内容:使用していないクラウドツールやライセンス契約を解約。
削減目安:1サービスあたり月1,000〜3,000円。
不要なSlack有料プラン、Zoom Pro、Microsoft 365などの有料アカウントを見直すだけでも意外な金額が浮きます。利用頻度と費用対効果を定期的にチェックしましょう。
対策内容:来客・社員用のドリンク提供を自動販売機orセルフ化。
削減目安:月3,000〜10,000円(年間で最大12万円の削減も)。
来客用にペットボトルや缶コーヒーを都度用意するより、セルフサーバーやウォーターサーバーに切り替える方が圧倒的に低コストで管理も楽になります。
対策内容:週1〜2回の簡易清掃は社員持ち回りに。
削減目安:外注清掃費 月5,000〜20,000円相当。
業者に頼らず、掃除当番制で対応すれば月1万円以上のコストダウンも。衛生管理も意識が高まり、職場環境が良好に保たれます。
対策内容:固定電話の解約+IP電話・クラウドPBXへの移行。
削減目安:月3,000〜10,000円(通話料・設置料含む)
クラウドPBXやLINE WORKSなどを使えば、スマホ1台で内線・外線対応が可能。電話回線の維持コストがほぼ不要になります。
対策内容:新品ではなく中古・リサイクルショップから購入。
削減目安:初期費用を1/3〜1/5に。
状態の良い中古オフィス家具を活用すれば、10万円かかる設備投資が2万円程度で済むことも。オークションや専門業者を活用しましょう。
対策内容:会議室・廊下・トイレなどの照明に自動センサーを設置。
削減目安:月1,000〜2,000円程度の電気代。
うっかり消し忘れの電気をセンサーでカバー。初期投資は数千円ですが、長期的には光熱費を抑える大きな味方に。
対策内容:常設オフィスを解約し、必要なときだけスペースを利用。
削減目安:月数万円〜数十万円(特に都心部)
完全な自社オフィスを持たず、シェアオフィスを拠点にすれば、敷金・礼金・設備投資・光熱費すべてを一気にカット可能です。
コスト削減というと「業務の質が下がるのでは」と心配されがちですが、今回紹介したような工夫を取り入れることで、クオリティを保ちつつ、無理なく経費を圧縮することが可能です。まずは1つでも実行してみることが大切です。月1万円の削減が、年間では12万円。小さな一歩が大きな成果につながります。
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