オフィスの移転、新設、リニューアルに伴い必要となる「内装工事」。
しかし実際に見積を取ってみると、「思ったより高い」「どこまで依頼すべき?」といった疑問が出てくるものです。
この記事では、2025年最新の相場をもとに、オフィス内装工事の費用目安と、信頼できる業者を選ぶための具体的なポイントを解説します。
オフィスの内装工事とは、賃貸物件などを事業用に使いやすくするための改装・整備を指します。
天井・床・壁・照明・間仕切り(パーテーション)・電源・LAN配線など、業務に適した環境を整える工事全般が対象です。
居抜き物件など一部設備が揃っている場合でも、自社の業態や人数に合わせてレイアウト変更や配線工事が必要になるケースが多くあります。
内装工事の費用は、規模・工事内容・地域によって大きく異なりますが、以下はあくまで坪単価(1坪=約3.3㎡)の目安です。
例えば、20坪(約66㎡)のオフィスで標準内装を行うと、約120万円〜200万円が費用の目安になります。
工事項目 | 費用目安 | 内容例 |
---|---|---|
床工事(タイルカーペット) | 5,000〜8,000円/㎡ | 張り替え・下地処理含む |
壁紙・塗装 | 3,000〜6,000円/㎡ | クロス貼り・塗装工事 |
パーテーション設置 | 30,000〜80,000円/間仕切り1m | アルミ製/ガラス製などで価格差あり |
照明工事 | 1〜3万円/箇所 | LED化、スポットライト設置など |
電気・LAN配線 | 1万円〜/1系統 | 電源タップ・ルーター設置含む |
複数の業者に見積もりを取る際、単に金額の安さだけで決めるのは危険です。
以下の点に注意しましょう。
事前に知っておきたい、よくあるトラブル例もご紹介します。
地方自治体や中小企業庁が実施する助成金・補助金制度(例:小規模事業者持続化補助金)を活用すれば、内装費用の一部をカバーできる場合もあります。
設備投資や業務改善を目的とした場合は、補助対象となる可能性があるため、必ず事前に情報収集しましょう。
オフィス内装工事は、ただの「支出」ではなく、従業員の働きやすさ・来客への印象・業務効率を高めるための大切な投資です。費用感を把握し、信頼できる業者を選ぶことで、納得のいく空間を作ることができます。予算が限られていても、項目を絞って段階的に進める方法も有効です。
2025年以降、ますます多様化する働き方に対応できるオフィスづくりの第一歩として、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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